代表のメッセージ

私がナパ・ヴァレーを知ったのは、カリフォルニア大学バークレー校に在学中の1960年代でした。当時は、単に美しい風景をもつ、田舎の農村というイメージだったような気がします。
その後ビジネス界に入り、1980年後半になって、あるゴルフのイベント会場を求めて、初めてナパを訪れました。そしてその時、シルヴァラード・カントリー・クラブを訪ねた私は、一目で、そのゴルフコースとコミュニティの虜になってしまったのです。
私はそのシルヴァラード・コミュニティの一角に家を購入し、それから約10年後の2001年には、その家を売って、ゴルフコースが見渡せる土地に自らデザインした家を建築しました。
初めてナパを訪れて以来、私のナパに対する想いは熱くなる一方で、時間があればワイナリーを訪ね、そしてそこで多くの関係者の方々と親しくなりました。
その関係は徐々に深まり、今ここにはじまる「90 PLUS WINE CLUB」という新しいビジネスの礎となったわけです。
ナパを訪れる多くの日本人がナパの質の高いワインを求めます。そして一方で、私がこの20年で培ったワイナリーの人々との関係が、私を信頼させ、彼らのワインを私に託すことに合意するまでに至り、ひとつの形が作られました。
「90 PLUS WINE CLUB」の設立により、ナパ及びその周辺のプレミアム・ワインを現地の価格で日本のメンバーの方々に提供することができることになります。
私が皆さんのために選んだワイン、そしてワイナリーはすべて、選りすぐりのもので、ロバート・パーカー、ワイン・スペクテーター、ワイン・アンド・スピリットといった評論家から90ポイント以上の評価を受けたもの、またはそれに匹敵するものばかりです。それがクラブ名の由来ともなりました。
たとえばカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロ、ジンファンデル、シラーといった赤、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの白を含むラインナップをぜひ皆さんにお楽しみいただきたいと思っております。

私たちのクラブへご入会いただき、私がこの魔法のような場所に惚れ込んだ理由を確認されてみてください。

代表 ジャック・K・坂崎